【絵本の紹介】「ペンギンきょうだい ふねのたび」【173冊目】

 

こんにちは、絵本専門店・えほにずむの店主です。

 

8月ももう終わり。

夏休みももう終わり。

 

今年も、旅行らしい旅行はなかった私。

先日の林明子原画展のために日帰りで広島へ行ったのが唯一、旅と呼べるかな。

 

さて、今回紹介するのは「ペンギンきょうだい ふねのたび」です。

作・絵:工藤ノリコ

出版社:ブロンズ新社

発行日:2011年6月20日

 

大人気絵本作家・工藤さんの「ペンギンきょうだい」シリーズ第2弾。

 

≫絵本の紹介「ぺんぎんきょうだい れっしゃのたび」

 

おねえちゃん・ペンちゃん・ギンちゃんの3姉弟が、電車に乗って祖父母の家へ遊びに行った前回の続き。

ほんとに「続き」でして、この3人、前回から家に帰っていないんですね。

なんと、さらにここから今度は「おじちゃんの家」へ行くらしい。

 

おじいちゃんの犬ぞりに乗せられて、船着き場に行くところから始まります。

見逃せないポイントがいくつもあるこのシリーズ、おねえちゃんがおばあちゃんから何やら青い包みを受け取っているのに注目。

 

そして3人は可愛い「しましま号」に乗り込みます。

この客船に同乗しているのは、アザラシの紳士や、山ほどお土産を抱えたペンギン、犬を連れたクマなど、どういうわけか前回と同じメンバー。

ツアーでもなさそうなのに、謎。

途中、「ちいさなしま」に寄り道。

魚がいっぱいの海で泳いだり、ビーチで遊んだり、思い思いに過ごす乗客一同。

 

そしてお約束の食事シーン。

今回は「せんちょうさん とくせい ハンバーガーランチ」。

3人が選んだのは、

トマトバーガーとグアバジュース

チーズバーガーとスイカジュース

パイナップルバーガーとキウイジュース

とってもおいしそう。

 

そして、船長さんから素敵なプレゼントも。

イルカの群れとともに、「おおきなしま」に到着。

 

南国情緒たっぷりのおじちゃんの家へ迎え入れられます。

ここで、冒頭の青い包みの中身が、おじちゃんへのプレゼントであったことがわかります。

 

★      ★      ★

 

ため息が出そうなくらい素敵な船旅。

現実にはなかなかここまでのんびりした旅ってできませんよね。

 

景色や船もいいけど、一緒に旅をする人たちがみんないい人そう。

自然にお互い仲良くなったりしてます。

 

今回も、サブキャラクターたちの行動が面白くて、何度でも読み返せる仕掛けになっています。

私が好きなのは、大物を釣り上げるクマさん。

ペンギン姉弟の持ち物が、思い出の品でだんだん増えてきているのも楽しいです。

 

推奨年齢:3歳〜

読み聞かせ難易度:☆☆

船長さんのかっこよさ度:☆☆☆☆

 

■今回紹介した絵本の購入はこちらからどうぞ→「ペンギンきょうだい ふねのたび

■これまでに紹介した絵本のまとめはこちら→「100冊分の絵本の紹介記事一覧

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【絵本の紹介】「ゆうちゃんのみきさーしゃ」【164冊目】

 

こんにちは、絵本専門店・えほにずむの店主です。

 

今回は「のりもの絵本」でありながら「たべもの絵本」としての要素も兼ね備えた一冊を紹介します。

ゆうちゃんのみきさーしゃ」です。

作:村上祐子

絵:片山健

出版社:福音館書店

発行日:1999年4月10日(こどものとも傑作集)

 

出版は1999年ですが、初出は月刊「こどものとも」1968年7月号ですから、わりと古い作品です。

絵は「コッコさん」シリーズの片山健さん。

 

≫絵本の紹介「コッコさんのともだち」

 

実はこの作品が、片山さんの絵本デビュー作なのですね。

しかし、この絵本を発表したっきり、片山さんは10年以上も絵本の仕事から離れています。

 

彼を再び絵本製作に向かわせたのは、子どもが誕生したことがきっかけのようです。

それを踏まえてこの作品と、以後の作品の絵を見比べてみると、実際に子どもと生活する中での影響がどこに現れているのか、なかなかに興味深いです。

 

さて、内容を見てみましょう。

ゆうちゃんがお菓子の缶とコップでミキサー車を作ります。

すると、その缶が楽しい歌を歌い出し、ぐんぐん大きくなって本物のミキサー車に変身。

 

なんでも おなかに ぶちこんで

ごろごろ まわせば たちまちに

すてきな おかしが できあがる

そこで、ゆうちゃんはミキサー車に乗り込み、おなかに入れる材料を求めて出発します。

 

森に入り、色々な動物たちから材料を分けてもらいます。

みつばちからハチミツを。

にわとりと牛からたまごと牛乳を。

さるからは「きんいろの くだもの」(正体不明)を。

そして、熊からは雪を。

 

それらを全部ミキサーにぶち込んで、ごろごろ回しながら公園まで来ると、遊んでいた子どもたちが駆け寄ってきます。

ゆうちゃんがミキサー車のボタンを押すと、中から出てきたのは……。

うわっ、おいしい あいすくりーむだ

というわけで、子どもたちの大行列ができます。

 

★      ★      ★

 

橙を効果的に使った色鉛筆画。

絵本の絵としての完成度は、この時点で十分に高いのですが、同じ色鉛筆画でも、後期作品の「おなかのすくさんぽ」などと比べると、ずいぶん印象が違います。

 

≫絵本の紹介「おなかのすくさんぽ」

 

もちろん、自身が文を手掛けていることや、絵本としての方向性の違いもありますが、何と言っても子どもの描き方が違います。

この「ゆうちゃんのみきさーしゃ」では、まだ可愛らしい子どもを描いています。

 

それが、自らが親となり、「なま」の子どもを身近に観察する機会を得たことで、片山さんの大きな特徴である「野生味」溢れる子ども絵に進化したのでしょう。

 

やはり、絵本を描く人間にとって、身近な子どもは大きな影響を与える存在なのでしょう。

すぐれた絵本作家に女性が多いのは、ひとつには男性よりも子どもというものをよく知っているからだと思います。

 

推奨年齢:3歳〜

読み聞かせ難易度:☆☆

アイスクリームというより綿菓子に見える度:☆☆☆☆

 

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【絵本の紹介】「ガッタンゴットン」【159冊目】

 

こんにちは、絵本専門店・えほにずむの店主です。

 

とうとうスズキコージさんの絵本を紹介する時がきました。

正直言って、どう取り扱っていいかわかりません。

そういう作家さんなのです。

 

とりあえず、スズキワールド全開な「ガッタンゴットン」を紹介します。

作・絵:スズキコージ

出版社:平凡社

発行日:2006年6月

 

トナカイ(のようなもの)が、りんごを積んだトロッコに乗り、旅をする……というストーリー、らしいです。

らしい、と言うのは、文章では何も説明されていないからです。

 

文はありますが、ほぼ「ゴゴゴゴ」とか「ガッタンガッタン」とかいう擬音中心で、とにかく絵を見て、その内容を追うのがこの作品のすべてです。

そういう意味では、正しく「絵本」と呼べます。

 

同じナンセンス作家の長新太さんの「ごろごろにゃーん」とよく似た構造の作品です。

 

≫絵本の紹介「ごろごろにゃーん」

 

しかし、問題は絵のアクの強さ、インパクトの強烈さ。

登場人物の表情はどこか狂気を帯びており、黒魔術的な何かを感じてしまいます。

一種のアブナさを予感して、手に取るのを敬遠する方もいるかもしれません。

 

しかし、内容は別に怖くも何ともないし、何よりも見るものを惹きつける力に満ちていることは確かなのです。

 

この「ガッタンゴットン」は、最初の見返しから最後の見返しまで、全部見開きのパノラマです。

細部に色々な(正体不明の)イラストが描かれており、あれこれ想像しながら何度でも楽しめます。

魔女(?)の館を通り抜けると、車両と積み荷が増え、トナカイが帽子をかぶって出てきます。

途中の停車駅には「HABELAST RAMPA」という文字。

文も「シュー」「ハベラスト ランパ ハベラスト ランパ ランパ」。

 

まったく意味不明ですが、耳に残って仕方ない。

ここでも乗客が増えたり、積み荷が変化します。

最後は白ヤギ(?)の群れとともに港駅「ハベラスト ソンテ」に到着。

ここでりんごが捌かれます。

 

トロッコは蒸気船に乗り、海の上を「ガッタン ゴットン」。

 

★      ★      ★

 

いったい、こんな絵本を描くスズキさんとはどんな人なのか、興味を引かれずにはいられません。

たまにあとがき的なものを書かれていますが、やっぱり変です。

 

彼の作品にはいつも独特な異国情緒が漂っていますが、それがどこの国かと問われれば、どこでもない、スズキワールドである、としか答えようがないかもしれません。

スズキさん自身も、「こどものとも」1987年8月号の折り込み付録のインタビューで、

ぼくの絵は、日本という枠組みが取れちゃった時代、例えばアイヌだとか、朝鮮とか、台湾とかマレーシアとかシベリアとかがごった煮になっている

と語っていますが、それを意識的に描いているわけではなく、自分の脳内にある景色を自然に取り出していくとこういう絵になった、ということらしいのです。

 

ま、細かいことは抜きにして、スズキさんの脳内世界に飛び込んで、心行くまで楽しめればそれでいいと思います。

なんだかんだ言って、私も個人的に大好きですし。

 

推奨年齢:3歳〜

読み聞かせ難易度:☆

読者置いてきぼり感が逆に楽しい度:☆☆☆☆☆

 

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【絵本の紹介】「ダットさん」【154冊目】

 

こんにちは、絵本専門店・えほにずむの店主です。

 

今回紹介するのは、男の子はもちろん、クルマ好きの大人の男性も虜にすること間違いなしの一冊、「ダットさん」です。

作・絵:こもりまこと

出版社:教育画劇

発行日:2007年11月25日

 

以前紹介した「バルンくん」の作者、こもりまことさんによる、渾身の自動車ファンタジー絵本。

 

≫絵本の紹介「バルンくん」

 

タイトルはダジャレですが、「ダットサン」はじめ、「エスハチ」(ホンダ・S800)、「ヨタハチ」(トヨタ・スポーツ800)、「エヌコロ」(ホンダ・N360)など、旧車好きの心を刺激するキャラクターがぞろぞろ。

 

精緻さと温もりを兼ね備えた絵も魅力的。

ちゃんとデフォルメされているのに、本物の良さを失っていません。

 

また、世界設定も素敵です。

自動車が人格を持って活躍する、アニメーション映画のような展開は「カーズ」を彷彿とさせますが、登場するのが日本車で、舞台も横須賀市。

それらが絶妙に調和して、レトロな和テイスト漂う作品に仕上がっています。

 

ストーリーは、ダットさんとエスハチくんが、謎の組織「つきぼしだん」の車たちにさらわれたヨタハチちゃんや、他の車たちを救出する冒険活劇。

エヌコロちゃんの助けを借りて、つきぼしだんのアジトに潜入。

さらわれた車たちを逃がしますが、見つかって追走されます。

「バルンくん」でおなじみのエンジン音、走行音の楽しさは健在です。

手に汗握るカーチェイスシーンは、ぜひお父さんに読み聞かせてほしいです。

追い詰められたところで、ダットさんが「つきのトンネルのじゅもん」を唱えると、みんなは宙に浮いて逃れます。

 

★      ★      ★

 

とにかくおもしろい。

「バルンくん」など、他の同作者によるキャラクターが画面に小さく登場していたり、絵本としての遊び心も抑えてます。

 

しかし、「つきぼしだん」の目的とか、「つきのトンネル」の謎とか、はっきりとは語られない部分も多く、不思議な読後感が残ります(子どもはそんなこと気にしませんけど)。

 

私も最初は「つきのトンネルのじゅもん」の「ルネントマパッオ」が意味不明だったのですが、「追浜(おっぱま)トンネル」の逆読みなんですね。

よく見ると、市街地の看板にも「追浜」の文字があり、それでこの舞台が横須賀市であることがわかりました。

ということは、「つきぼしだん」のアジトは米軍基地がモデルでしょうか。

 

読むたびに新たな発見のある絵本でもあります。

 

推奨年齢:3歳〜

読み聞かせ難易度:☆☆

自動車愛度:☆☆☆☆☆

 

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【絵本の紹介】「しょうぼうじどうしゃ じぷた」【147冊目】

 

こんにちは、絵本専門店・えほにずむの店主です。

 

今回は、久しぶりに山本忠敬さんの乗り物絵本を紹介しましょう。

山本さん作品の中でも人気の高い、「しょうぼうじどうしゃ じぷた」です。

作:渡辺茂男

絵:山本忠敬

出版社:福音館書店

発行日:1966年6月10日(こどものとも傑作集)

 

山本さんの、写実的でありながら血の通った乗り物絵については、過去いくつかの紹介記事の中で触れていますので、ここでは省略。

 

≫絵本の紹介「とらっくとらっくとらっく」

≫絵本の紹介「のろまなローラー」

≫絵本の紹介「ひこうじょうのじどうしゃ」

 

とらっくとらっくとらっく」と同じく、渡辺茂男さんとの名タッグを組んでの今作。

乗り物そのものへの深い憧憬や慕情はそのままに、今回はよりストーリー性も重視した作品になっています。

 

主人公の「じぷた」は、古いジープを改良した小型の消防車です。

小さくても、ポンプもサイレンもついた、高性能の消防車です。

しかし、誰もじぷたのことを気にかけません。

 

同じ消防署の、はしご車の「のっぽくん」や、高圧車の「ぱんぷくん」や、救急車の「いちもくさん」は、大きな火事の時には勇ましく活躍し、町の子どもたちからも大人気なのに。

じぷたはひそかに、

ぼくだって、おおきな ビルの かじが けせるんだぞ!

と思っていますが、そういう大火事のときには自分には出動命令が出ないのです。

 

じぷたはのっぽくんの背の高いはしごや、ぱんぷくんの力の強いポンプなどを羨ましく思い、劣等感で悲しい気持ちになっていました。

そんな時、ついにじぷたにも活躍の時が巡ってきます。

山小屋で火災があり、放っておくと山火事になりそうとの電話が。

署長さんは狭い道でも走れるじぷたが適任と見て、出動命令を下します。

何しろジープですから、山道は得意。

すぐに現場に駆け付け、山火事を消し止めます。

 

その活躍が新聞に載り、それからはみんながじぷたに一目置くようになります。

 

★      ★      ★

 

ジープを改良した消防自動車は、1950年代には実際に活躍していたそうです。

当時はまだ、戦後で未舗装のでこぼこ道が多かったのですね。

 

しかし、この絵本が発表された1960年代には、じぷたのような消防車は、すでに姿を消しつつあったようです。

が、近年になってから、震災対策などの視点から、再び小型消防車が見直されつつあります。

 

小さいことで周囲から軽く見られ、悔しい思いをするじぷたが、ある日ついにスポットライトを浴び、大活躍をして認められる。

この話型は絵本における王道のひとつですが、それだけに、いつの時代も子どもたちから支持されるタイプのストーリーだということです。

 

子どもはどんなに幼くても、ちゃんと自尊心を持っています。

しかしそれは人生経験不足ゆえに脆弱で、ナイーブな感情です。

 

大人は(特に教育に携わる人間は)、このことをよく理解する必要があります。

本人はそのつもりがなくとも、何気ない言動のひとつひとつが、小さな自尊心を傷つけているかもしれません。

 

人前で失敗を叱る。

幼さゆえの間違いを笑う(可愛いのはわかりますが)。

あんたは小さいんだから

どうせできないんだから

だから無理って言ったでしょ

等々の言葉。

 

何故わざわざ、伸びる芽を摘むようなことを繰り返すのでしょう。

その一方で、「やればできる!」と、見当違いの激励を浴びせる。

こういう大人を見ていると、潜在的には「子どもの成長」を望んでいないのではないかとさえ疑いたくなります。

 

子どもが求めているものは大人から「敬意を示される」ことです。

上から目線ではなく、対等な存在として認められる経験です。

その経験が、その後の人生に大きな影響を及ぼします。

子どもは無意識的であれ、そのことを知っているし、だからこそその経験を渇望しているのです。

 

そしてもちろん、大人にだって、じぷたの気持ちがわからないはずはないのです。

 

推奨年齢:4歳〜

読み聞かせ難易度:☆☆

のりもの以外の絵柄の変遷度:☆☆☆

 

■今回紹介した絵本の購入はこちらからどうぞ→「しょうぼうじどうしゃ じぷた

■これまでに紹介した絵本のまとめはこちら→「100冊分の絵本の紹介記事一覧

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