絵本の海を泳ぐように。【4歳までの読み聞かせ育児レポート】

 

こんにちは、絵本専門店・えほにずむの店主です。

 

お店を初めて一年が経ち、我が家の息子も無事4歳まで育ちました。

いつでも、何冊でも、何度でも」の絵本読み聞かせを中心とした育児を続けて4年ということになります。

 

≫3歳までに絵本を1000冊読み聞かせたら

 

ただ「脳にいいらしいから」と、漠然と読み聞かせをしても、もちろんいいのですが、私たちは一応「こう育つはずだ」という仮説を立てて無制限式読み聞かせ育児を実践してきました。

その根拠としては様々な早教育に関する本だったり、韓国で実際に集中的な読み聞かせ育児を行った人の話だったりします。

 

≫読み聞かせはいつから?

≫読み聞かせという英才教育

 

これまでも我が家の育児に関しては不定期的に記事にしてきましたが、この機会に「まとめ」をしてみようと思います。

 

・私たちが目指すもの

 

私たちが息子に求めるものは「自らを幸福にすることのできる能力」を持った人間に成長することです。

もう少し具体的に言うと、

 

・健全な精神を持ち、自己の人生を肯定的に、主体的に生きることができる

・広い視野と柔軟な思考力を持ち、困難に遭っても前向きな態度でやるべきことができる

・調和された円満な人格を持ち、他者に寛容になれる

・真実を感じ取れる感性を持ち、差別や偏見に流されない


私はこれらの人格的特徴を「内面的自由」と呼んでいます。

 

≫「自由なこども」を育てるということ

 

読み聞かせ育児をすると、目に見える部分での様々な能力が開発されますが、それらは上記の精神から湧出し、そしてまたその精神に流れ込むような形で、円を描くように発達していくものです。

 

そうでなければ、せっかくの知識や能力が「いい大学に受かるため」とか「いい会社に就職するため」という、人生において部分的にしか意味のないものになってしまいます。

それは「幸福になる能力」とは関係のないものです。

 

これは単なる精神論ではありません。

身体の健康ひとつとっても、精神的に健全な人とそうでない人では、大変な差が生まれます。

跳び箱だって、「跳べる」と信じ切って跳ぶ子と、常に失敗を思い描く子では、結果が違います。

 

・無制限読み聞かせ育児

 

私たちの読み聞かせ育児のルールを簡単にまとめると、

 

・なるべくたくさんの、偏らないジャンルの絵本を

・どんな時でも、何冊でも、何回繰り返しても、子どもが満足するまで読んであげる

・子どもが望まない時は、けっして読まない

 

ということになります。

ただ、4歳にもなれば、息子が好きな絵本・興味を持っている図鑑などははっきりしてきますので、それらを重点的に買いそろえたりはしています。

もちろん、それは成長とともに変化していくことなので、常に注意深く子どもを観察しなくてはなりません。

 

また、読み聞かせ以外に、子どもへの接し方としては、

 

・可能な限りやりたいことをやらせてあげる

・否定的な言葉を聞かせない

・嘘をつかない

・子どもへの約束は必ず守る。守れなかった時は理由を説明して謝る(相手が0歳児であっても)

・質問には真摯に丁寧に答える

・わからないことは「わからない」と言って、あとで(できれば一緒に)調べる

・こちらから知識を詰め込もうとしない

 

……まだまだありますが、きりがないのでこの辺にしておきます。

ただ、私たちもこれらのことを完璧にできるわけではありません。

正直に言えば、ほとんどできてない気もします。

それは仕方のないことですが、あくまでも上で述べたことを意識に置いていることが重要です。

 

あと、言うまでもないですが、体罰は論外です。

 

・読み聞かせ育児による子どもの能力発達

 

さて、最初に述べたような人格的・精神的特性は、長い人格形成期を経て、少しずつ完成していくものですから、3歳や4歳であまりどうこう言えることではありません。

しかし、わりとすぐに顕在化する能力もあります。

 

言語力や集中力などがそうです。
 

息子は1歳半くらいで文章を読めるようになりました。

系統立てて文字を教えたわけではなく、毎日絵本に埋もれるようにして暮らすうち、自然と読めるようになったのです。

 

少しずつ自分で読書をするようになり、今では字の多い物語絵本や科学図鑑などを一人で楽しんでいることがよくあります。

読んであげようか」と言っても断られることすらあります。

どうも、「一人で読みたい」気分の本もあるようです。

身に付けた知識は豊富で、他分野にわたっています。

 

自動車・電車・新幹線などの種類や仕組みに始まり、カメラの仕組み、磁石の働き、雲や雨や雪や虹といった天候現象、水の特性(蒸発や凝結など)、海の生き物、虫、植物、国旗……。

最近は特に宇宙についての本が大好きで、ミザールとアルコルがどうとか、ヘールポップ彗星がどうとか、そんな話をよくしています。

もちろん、完全に理解しているわけではなく、単語を先に覚えているだけのこともありますが、断片的であれ、知識はなかなか正確です。

簡単な足し算と引き算はできます。

これも教えてはいません。

 

絵を描くのが大好きです。

特にここ半年ほどは凄まじい勢いで描きまくってます。

一週間に300〜400枚くらいのペースで紙を消費(両面に描いてます)します。

 

やっぱり絵本の影響でしょうか。

↓遠近法を用いた機関車「D51」の絵。3歳の時の作品。

上手いかどうかは比べる相手もいないのでわかりませんが、一つのことに対する集中力は読書習慣によって培われたものかもしれません。

 

字もいつの間にか書くようになっていました。

これも練習はさせていません。

・今後どうなっていくか

 

こういう集中力がさらに発達すると、好きなことをとことんまでやり抜くようになります。

上でも少し触れましたが、韓国で同じように読み聞かせ育児をした結果、興味のあることなら何でも独学で身に付けてしまい、しかもその分野のプロ顔負けのレベルまで達するような英才児になった例もあります。

息子もそんな感じになっていけばと思っています。

 

繰り返しますが、これらの能力は受験や出世とは別次元のところにあります。

幸福になる能力を持った子どもたちは、自分たちが何が好きで、何がしたいかを知っています。

何かを学ぶことの楽しさを知り、学び方を知っています。

人生が素晴らしいものであることを感じています。

 

それさえあれば、私は息子の将来について、世界平和以外に特に心配することはありません。

 

色々書いてきましたが、最近の息子の成長で一番ありがたいのは、やっとおむつが外れたことだったりします。

これも、どうにか強制せずに自然な形で達成できました。

 

■これまでに紹介した絵本のまとめはこちら→「100冊分の絵本の紹介記事一覧

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